またしても詳細不明。前出の千僧住宅1(仮称)から徒歩5分ぐらい、歴史のありそうな住宅地の隙間にありました。味わい深い木製の引き戸がチャームポイント。
一転してこちらは「縁側で日向ぼっこしている25才の猫」みたいな黄昏た雰囲気が泣かせる全3棟。住宅地の奥の狭い路地のさらに奥の、実にわかりにくい場所にひっそりたたずんでいました。大昔の市営っぽい感じですが、これまた詳細不明。
石垣、板塀、煙突、トタン板、味出しまくりの建物、手書きの貼り紙、狭い路地…思わず平伏してしまいそうになるその圧倒的な迫力が、写真じゃイマイチ伝わらないのが残念。
立地や年代、構造などから、先に取り上げた東野住宅グループの一部と思われますが、道一本差で町名が違うため、便宜上こう呼称することにしました。