…グヤトーン
今回ご紹介するのはとても古い国産ラップスチール、1963年頃に作られたグヤトーンHG-56Bです。カタログ上では「中級者用」ということになっています。
全長約743mm、全幅約170mm、厚さ約35mm、重量約1.8kg。
ゴールドのGマークに何やらガットギターみたいなオープンギアのマシンヘッド。ツマミはちょっと透明感のある昔っぽいプラスチック。
キャビティ内までびっしり塗りつぶしてあるので、材質は正直よくわからないが一応木製。裏面の擦り傷を見ると鰹節っぽい感じだ。
若干グリーンがかったメタリック・ライトブルー。粒子はとても細かい。
スチール製のバーブリッジ。このブリッジをスライドバーとして使うこともできる…かもしれない。
同社のソリッドギターLG-65に付いてるものと（たぶん）同じタイプの素朴なシングルコイルPU。
1V1T。逆回転仕様のトーンは昔のハワイアンで多用されたプランジャー奏法に対応するためと思われる。
昔の家庭用ラジオに付いてたようなアルミ削り出しノブだが、どうもオリジナルではないようだ