何故かとても気に入ってしまったので、別方向からの写真も加えて新ページにまとめてみました
まるで南フランスの寄宿学校を思わせる瀟洒なたたずまい。まわりにあまり大きな建物がないこのあたりには、高さもこれぐらいがちょうどいいです。合格。
かつてここは水木しげるの漫画に出てきそうな小さな木造平屋建の都営住宅が並んでいて、その（当時としても）レトロで戦後っぽい風情が周囲の新興住宅地の中でひときわ異彩を放っていました。クソガキ時代のぼくは、よく学校帰りに寄り道して、そのタイムスリップ感覚を楽しんだものでしたが…
木造時代の強烈な存在感は失われてしまいましたが、今は周囲の小洒落た家並みに違和感なく馴染んでいます。
南東角より。ちょっと保養所っぽい雰囲気も
こっちから見ると一気に生活感出てしまいますが、まあ普通のアパートですしね…
住棟横に思い切りツタのからまった物凄く立派な大木がありました。旧・都営時代からここにあるそうなので、この際だから世界遣産に認定しておきます。
あまりにも素晴らしい枝ぶりに、思わず登りたくなりますが、大人はそういうことはしません。