ぼくが子供のころ、まだここは大坂上という地名じゃなかったと思います。今日野台高校や大坂上中学があるあたりは工場で、あとは果てしなく続く空地と砂利道、それこそ亀の湯と都営住宅以外何もないといってもいいぐらいの辺境地でした。でも今は普通の住宅地。過日の面影を残すのはもはや亀の湯の煙突のみか。
◆亀の湯周辺
昔は甲州街道から亀の湯の全景が見えていたものですが、今はマンションの谷間に埋もれてます。
◆青空と煙突
セスナ機が広告ビラを撒き、ミニコプターや5円グライダーが飛び回っていた遠い日と同じ青空。たまに米軍機も飛んでたな。
最新デジタル技術で背景のマンションを消すことも考えましたが、ここはそういうコンセプトのページじゃないのでやめときました（^^）
◆亀の湯入口
「腰に手を当てコーヒー牛乳」も今は昔。いつの間にか入口前に舶来メーカーの自販機が置いてあったりして、ほんと油断なりませんね。
亀の湯入口のすぐ前にある、一見パチンコの景品交換場みたいなコインランドリー。
銭湯前にはウエルビーとか山口ベニーなどのハードな運搬車こそがふさわしいのだが…
亀の湯前にあるこの石っぽいオブジェは昔のゴミ箱です。今ほどゴミが出なかった昔はこれに週1回収ぐらいで間に合っていたわけですね。
現在は使われていないようで、ゴミ箱なのにゴミ捨て禁止の注意書が。