知る人ぞ知る昆虫の宝庫、多摩平第2公園は5丁目北部にあります。ぼくはずっと長い間ここを「裏山の雑木林」だと思っていました。
そういえば多摩平圏内でナナフシの生息を確認できたのはここだけだったような（今はどうなのかな？）
南西角あたりから。
昔、右の電柱あたりにあった石のゴミ箱の中に、使用済み注射針がよく捨ててありました。当時は病院のゴミだろう程度に思ってましたが、そんなわけないよね…大らかだった時代が偲ばれます。
園内の急勾配は相変わらずですが、かつての昼なお暗い密林はスカスカに伐採され、スリル満点だったけもの道は普通の歩道に…せっかくの“徒歩3分で行ける安全な人外魔境”をよくも台無しにしてくれたものだ…とちょっとフンガイ。
いつの間にかあちこち整地され、遊具なんかも設置されてるし…
5歳の頃から何度もここを探検・調査してきた自分としては、この子供を舐めきったヌルい改造に憤懣やるかたない思いが…
日当りが良くなったことで、林床部に普通に雑草が繁ってしまいました。密林だった頃は地衣類やシダ、各種キノコなどがエキゾチックな秘境ムードを盛り上げていたのに…ついでにむこうの住宅地も見えちゃってるし、まったくもう…